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緊縛中毒

私が大学生の頃アルバイトしていたスナックに、近くのピンサロで働いてるお姉さんがよく飲みに来ていた。


彼女はいつも、大きな紙袋をもっていて、その袋の中から、「修ちゃん、これあげる」といって、仏壇に備えるようなお菓子をだして私に渡してくれていた。


その袋の中には、お菓子だけでなく、着替えの服とか、日常の最低限の生活ができるもの、すべてが入っていて、正直、いつ買ったかわからないようなお菓子は恐くて食べる事ができなかった。


そして、お姉さんは飲みながら、いつものように、「もう死ぬ、今度こそ死ぬ」といいはじめ、その日きたお客の悪口を言い始める。


「ちょっとやさしくてやったら、タダでいれようとした客がいた」「私ならタダできると思っているのか、なめんな!」
と、だんだんと、悪口はヒートアップしていきながら、最後は


「修ちゃんだったら、タダでいいんだけどね。タダでやらせてあげるって言ってるのに、なんで、一回もこないの?私じゃ不満なわけ?」


今、思うと、お姉さんはまだ30歳前後だったかもしれなけど、20歳を少しこえたくらいの当時の私には、すごい年上のおばさんに見えたし、どこで買ったかわからないような服に、ばさばさの髪、お化粧っけもない顔は、とても下品で、セックスをしようと思える相手ではなかった。


長い年月が過ぎ、私もアングラの世界で遊ぶようになった。
はじめはカップル喫茶、そしてフェティッシュバーからSMバー。


これらのお店の入場料は、男性は5000円~15000円だったと思うが、女の子が沢山いれば、男性がきてくれるので、女性は無料~1000円だったと思う。
そんな理由もあってだと思うが、スタッフはお店にきてくれる女の子をとても大事にしたし、気もつかっていた。


心のどこかにトラウマがあり、他人との関係をうまくつくれない子は、タダで遊ばせてもらえて、食べ物もだしてもらって、お店の人や、お客さんにちやほやされるのが心地良かったのでしょうね。いりびたって、気がつくと、スタッフでもないのに、いつ行ってもいて、お店の手伝いをするよになっている子を何人も見ました。


のめりこんだ女の子は、フェティッシュバーに泊まり込むようになり、さすがにお店のスタッフも手をやきはじめ、最後はお店ともめて、そのお店にいくのをやめてしまう。
しかし、そういう子はいくお店がかわるだけで、他のお店で同じような事を繰り返すんです。


はじめに、お話した大きな紙袋をもったお姉さんと、こういう子たちが、私には重なって見えてしまう。


家にも帰らす、毎晩、フェティッシュバーやSMバーに入り浸りになり、服、靴、髪、お化粧などの見た目に気をつかわなくなる。使えるお金は、夜の遊びにすべて使っていて、他にはまわらず、心のより所だったスタッフや、ちやほやしてくれていたお客さんとも、いつかはもめてしまう。


そんな子の多くは、人との接点やふれあいが欲しい、痛みで、一瞬でもいいから、嫌な事から解放されて、頭の中を空っぽにしたい、寂しさを埋めたい、人の思いやりや優しさを感じたい。
そんな子が多いんではないだろうか?


お姉さんがその後どうなったかは、あえて、言及しませんが、アングラの世界に、プロでもないのに、どっぷりとはまってしまっている、そういう女の子を見ていると口にはださないけど、心配になる。


私も変態遊びは大好きですから、人に、もの言える立場ではありませんが、下品になってはダメですよ。夜の変態遊びをしまくっていても、常識とかみだしなみとか、最低限の事を忘れてはいけませんよ。それらが乱れてくると、私には行くところまで落ちてしまう前兆に見えてしまう。

それは、たぶん、そういう事にも気を使うというのは、心にとっても、とても大切な事なんではないかと思う。

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プロフィール

森野

Author:森野
高校生の頃からSMプレイに興味をもち、リアルでもプレイするようになって30年以上。
よちよち歩きしかできないおじいさんになっても、SM専門ホテルに行って遊ぶのが目標です。

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